阿蘇の聖なるライン’聖線‘が凄い!!

皆様、こんにちは。

今年2回目のバッテン荒和のブログとなりますが宜しくお願いいたします。

唐突ですが皆様はご存知でしたか? 『阿蘇の聖線』の存在を??

*すでにご存知のことかもしれませんので、その際は大変申し訳ございませんが、悪しからず❣

それでは早速ですが『阿蘇の聖線』=水の道に触れてみます。

その前に参考まで・・・

徳川家康が亡くなる年の1616年に駿府城にて近臣の南光坊天海、本多正純らに「自分の遺体を先ず駿河久能山に葬り祭礼は江戸増上寺で行い位牌は三河大樹寺に立てること。そして一周忌が過ぎたら下野国日光に小堂を建てて勧請せよ。関(東)八州の鎮守となるであろう」との遺言を残し、3代将軍家光が遺言通り、そのお墓を久能山より東照宮に移し、ご存知かの有名な久能山―富士山山頂―日光東照宮ラインが成りたったらしいです。

(映像でクッキリ見るにはスマホやネットで検索して下さい)

それにしても当時、衛星写真も、ましてや航空写真さえもない時代に久能山―富士山山頂―日光東照宮が一直線に偶然配置されている、いや意図的に配置したのでしょうが、どちらにしても私自身驚きましたが・・(ほかにも世界的に有名なペルーの‘ナスカの地上絵‘etc)

上記を踏まえたうえで、今からまさに聖なる阿蘇ライン『阿蘇の聖線』について説明させて頂きます。↓

↑上の写真ではかなり分かりにくいので、鮮明にご欄になりたい方は;阿蘇の聖線→阿蘇神社/阿蘇ペディア:で検索しください。SORRY!

国造神社阿蘇神社を結ぶラインをそのまま延長すると阿蘇五岳の最高峰である高岳山頂(1592ⅿ)を通り、環境省が選出する名水百選の一つである白川水源へとつながり、更に延長すると湧水群、そしてその名の通り、水と深いゆかりのある清水寺(南阿蘇村)へと到達するのです。

このラインこそが『阿蘇の聖線』と呼ばれる水の道であり、阿蘇神社自体が水の神と昔から尊ばれるゆえんだそうです。

下図↓は神社境内に湧き出ている‘神の泉‘で不老長寿の水と崇められています。

上述したように『阿蘇の聖線』についてはすでにご存知の方が大勢いらっしゃるかも知れませんが、私の場合これまでに全国津々浦々、海外等も含め各地を転勤後、去年8月に43年ぶりに生まれ故郷の熊本に転居してきた者からすると、まるで浦島太郎が300年?の時を経て、自分の家(熊本)に戻り、玉手箱を開けたとたんに年を取ってしまった昔話に例えるといささか大げさかもしれませんが、それ程までに特に地元熊本の地理・歴史にはかなり疎い私ですと言い訳させて下さい。

ところが、それが幸いし、こうして初めて阿蘇の地歴に触れる時、私にとっては新鮮で、まことに驚きの歴史のロマンに出くわすのもまた事実であります。

さて話を戻し「家康ゆかりの聖なるライン」は1616年以降、日光東照宮が江戸城(現在の皇居)から見ると丁度、真北に位置する鬼門に当たるため、家康の孫である3代家光の意向によりお爺ちゃんの遺骨を久能山から東照宮に移したそうです。

そこで、阿蘇を超えこひいきにしている私の一方的な歴史観点から両者を比較してみましょう。

『阿蘇の聖線』上にある阿蘇神社(紀元前282年説)はじめ国造神社(紀元後88年)も勿論、清水寺(740年前後)の創建はかなり古いですね。一方、「家康ゆかりの聖なるライン」に登場する久能山自体が歴史に記されるのは推古天皇の御代であった7世紀頃、日光東照宮への遺骨が移されたのは当然、家康が死亡した後になり、また第2回目のブログに記したように富士山自体の歴史は阿蘇山のそれより約150年も歴史上に記録されてないことになります――つまり全体を通した際に『阿蘇の聖線』上の神社寺院の創建の歴史は「家康ゆかりの聖なるライン」に登場する神社等より、明らかに『阿蘇の聖線』形成の歴史が「家康ゆかりの聖なるライン」形成のそれより古い史実であることを今回のブログで皆さん方と共有させて頂きたかったのであります。

⁂‘火の国熊本‘といわれるゆえんは阿蘇の火山を象徴しているからであって、一方、’‘水の国熊本‘もまた、今回ご紹介したように豊かな水資源の宝庫といえる水かめを地下に有している阿蘇の存在があるゆえんでもあります。    

それにしても自然界において‘火‘と’水‘は決して交わることのない対極の存在であるにもかかわらず、このように大自然が織りなす美しい調和がバランスよく、そして神秘的なありのままの姿を一つの場所で体現できる阿蘇独自の魅力を今後もお伝えできれば幸いです。

最後になりますが、これらを踏まえ、是非この機会にパワースポットの数々が点在する阿蘇にお出かけになり、体現なさっては如何でしょうか。

‘百聞は一見にしかず‘とも言えますよね。

’SEEING IS BLIEVING‘❣

次回は阿蘇の草原が何故、‘水かめ‘の役割を果たしているのか、地理的な観点からなるべく分かり易く、ご紹介させて頂ればと思います。

大家、再見

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