みなさま、こんにちは。Kanaです。
昨日は、みなさまからお問い合わせの多い仙酔峡のミヤマキリシマの様子を見に行ってまいりました。
阿蘇市役所のHPで、「阿蘇の花々開花状況」の情報を出してくださっていますので、みなさまにご参考いただくようにご案内していますが、
仙酔峡のミヤマキリシマについては数日前まで「六分咲き。高いところは咲いていない。株によっては咲かないものもあるようです。」というような記載がありました。実際に見てきましたが、今年も全部がピンク色！という当たり年にはならなさそうです。
一面ピンクの景色を見たことがある方には、物足りなく感じられるかもしれませんが、火山ガスの影響を受けたりするのも自然なこと。
仙酔峡からの景色はどこを見ても面白く、そこにピンクの色が加わってとても楽しく散策することができますよ。
駐車場から花酔い橋を渡り、分岐を左、左と登っていくと鷲見平と呼ばれる展望所に出ます。
この日はまだ少し雲がかかっていましたが、後ろには高岳の東側の鷲ヶ峰と呼ばれる特徴的な岩がそびえています。
鷲ヶ峰で事故に合われた方を供養するために建てられたというお地蔵さん。
特異な形の山と立ち込めた雲にお地蔵さん。妙に迫力があります。
カルデラを見下ろすこともでき、お天気のよい日には、外輪山がカルデラ内に突き出している鼻を７か所、阿蘇の七鼻を確認できるとか。ちょっとかすんでいたので、私は六鼻で挫折しました(笑) でもそれだけ見晴らしの良い場所です。
下りは南側（阿蘇山に近いほうに降りていくとまた違った景色に出会えます。
今はロープウェーはありませんが、楢尾岳～中岳へ続く登山道のほうにもピンクのミヤマキリシマの株が点在していてかわいらしいです。
駐車場から登山口の入口には環境省阿蘇くじゅう国立公園さんによる新しい登山地図看板ができていました。登山者の方専用の駐車場もあり、この日も仙酔峡から高岳・中岳への登山に行かれる方が多かったです。
高岳のミヤマキリシマはこれからだそうですので、登山をされる方はまだまだ阿蘇のミヤマキリシマを楽しめますね。
烏帽子岳、草千里、中岳火口周辺もだいぶ見ごろを迎えているようです。
またそちらも見に行けたらお知らせしたいと思います。
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