コルナゴ部長こと中尾公一さん最新レポート「阿蘇満喫ライド~久住グライダー滑空場と扇棚田」

コルナゴ部長こと中尾公一さんレポート「阿蘇満喫ライド~久住グライダー滑空場と扇棚田」が届きました。
阿蘇の山々がとても綺麗に眺められ、素晴らしいお天気に恵まれた満喫ライドでした☆

最後には「Demo Day in阿蘇」開催後の嬉しいご紹介もあります♡
それではご覧ください★

 

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喧騒を極めたゴールデンウィークから穏やかな週末となった5月11日、好天に恵まれ山肌までくっきりと見える阿蘇五岳を眺めながら阿蘇満喫ライドに参加される6名の方が道の駅阿蘇へ集まり下城さんと井上君と私の3人で案内した。この日の天気とは裏腹に翌日は100%雨の予想、よって日曜日は悶々と過ごすしかないので2日分走るつもりで頑張りましょうと挨拶した。

コースは阿蘇と久住の間を走る感じで、行きは2日分の勢いで上るヒルクライム、帰りは瀬の本高原からの絶景草原の道と、やまなみハイウェイの豪快なダウンヒルになる。立ち寄るのは養魚場の川魚料理専門店「産山水魚園」で昼食、扇状に広がる地形を活かした扇棚田、そして久住グライダー滑空場の草原の道だ。

今回、参加された方で目に止まった3台の自転車を紹介しよう。まずは下城さんのバイクだが、本業の車の塗装技術を、趣味としてロードバイクにステップアップした井上君が、下地を浮き上がせる3層の緻密な塗装により、カッパー色に煌くゴージャスに生まれ変わったメルクスだ。昨今、異常なロードバイクの値上げに、慣れ親しんだものの気持ちが醒めてしまった愛車を、塗装し直して蘇らせることは、レース前提の最新鋭機材が必要ないのであれば有効な選択肢ではないかと思った。
もう一台は鹿児島からお越しの岡本さんの福岡のフレームオーダー工房原田製作所のSAMSON。競輪選手に愛された高精度で、その造形美にはため息の連続、走りはクロモリ独特のスピードの乗りと直進安定性、そして上りもこなせてオーナーの身体の一部になるような設計、実に素晴らしいバイクだった。3台目は最後に紹介する。
道の駅阿蘇をスタートしてあまりにも気持ちがいいので高岳に続く道でパチリ。この天気なのに明日が雨とは信じられない。
最初の上りの小嵐山ヒルクライム(ミルクロードまで8km・上り区間のここまで5.3km・平均勾配6.6%)は最高に気持ちがよかったが御覧通りヘトヘト。ここは各自のペースで上ってもらうフリーライドにしているが、いつものことながら福岡の田代さんは上り始めるとすぐに姿が見えなった。同じ歳なので今年66歳とは思えない強さは、このライドに参加される早い方のヒルクライムのサポートを私の代わりにやってもらっている。
そんな方の一人が東京のWさん。ここで田代さんと知り合いになって福岡の自宅に合宿、志賀島や田代さんおすすめのコースを楽しまれたとお聞きした。このライドがそんなつながりの場になることは実にうれしいことだ。
小嵐山からミルクロードに出てリニューアルしたエル・パティオ牧場の前を通り、ヒゴタイロードでこちらはリニューアル中のうぶやま牧場でトイレ休憩し昼食場所の初めて訪ねる産山水魚園に向かった。

産山村役場の前を通り131号(笹倉久住線)から井上君の案内で左の細い道に入り、最大18%の坂を上り、少し大きな道に出て、また上り続けると産山地区の案内看板があり、そこから右折し少し下ったかと思うとまた上りが続く。誰も話さない。荒れた吐息とウグイスの鳴き声が聞こえるだけ。
僻地を思わせる田舎道の先に数軒の集落が見えてきた。養殖池に囲まれた赤い屋根の近くにこの場所には不似合な車や大型バイクが数台停まっている。「ここです」と井上君。知らない道は遠かったが産山水魚園に予定通り12時前に到着した。
ヤマメやニジマスの養殖池に浮かぶ一見すると水上レストランのよう。
横から見ると屋形船のようだ。窓が広くて気持ちよさそう。
少し混みあっているようなので9名の食事ができるか哀願するように尋ねると、「少し時間が掛かりますがそれでよければ・・・」と。12時前に着かないとこの人数では無理だと思っていたので全然大丈夫、それより断れたら瀬の本か、くじゅう周遊道路まで行かないと店はないので助かった。
「自転車は奥の家の前にどうぞ」と優しい。裏が食事処の入口になり調理場は家の中、料理はそこから枠取りに入れて運ばれている。
養殖池の50cmほどのニジマス、刺身用に間違いないと思った。店の方からここまで育つのに3年と話されたと記憶しているが、水の宝庫産山だけにピカピカのレインボートラウトだ。20代の頃、渓流でルアーをやっていて、五家荘の沢で47cmのニジマスを釣って腰が抜けそうなことがあったが、それに比べると丸々と太っている。
こちらが店内。メニュはなく壁にも献立や値段の貼り紙らしきものはない。誰も料理の注文をしないし、お冷を持ってきた店の人に聞かれもしない。ただ座って待つだけが産山水魚園のしきたりのよう、いいではないか。
やがてコースのような感じで料理が運ばれてくる。
こちらはニジマスの幅広いサーモンピンクの刺し身。
ヤマメの塩焼き

ヤマメのから揚げ、何度か来たことがある下城さんや井上君の絶賛の品。

私は全品揃うまでじっと我慢、でも待ちきれず、刺身を一切れと小鉢のナスを食べて高菜をご飯に乗せた写真。ニジマスの刺身は絶品だ。ブリブリとした歯ごたえは噛むほどに甘味が増してくる。私は残り二切れは醤油をちょいと浸してご飯を丸めて寿司のようにして頂いたが最高に旨い。上等な冷酒が欲しくなってきた。ヤマメの塩焼きは身がフワフワして骨離れがよく今まで食べた中で一番だった。ご飯の上にあるタレに付けて食べるヤマメのから揚げは一匹丸ごと骨の違和感もなくいただける。衣がやや濃い味付けも、上り坂を自転車で来た身としてはカラダに沁み込む旨さといっていい。小鉢もあら汁もご飯も美味いし、2種の大根漬と高菜はお椀に盛ってまとめて気前よく出される。産山水魚園、自転車の乗りに優しく美味しい川魚料理の店、お値段は1600円らしいが、なぜかこの日は1500円だった。
これはニッポンのじてんしゃ旅Vol 07「阿蘇サイクリングガイド本」で自転車乗りにお勧めの食事処として紹介された産山水魚園の一枚。「頂きます」をしているのは、この店一押しのミユキさんとモデルでライターの平野志磨子さん。「阿蘇郡産山村の山の幸の美味しさを笑顔で堪能できるのがこの店」これは間違いない。ただし、この先も上りがあるので、かなりの満腹感を薄れさせるため食事のあとはゆっくりして行こう。
水魚園から2.7km上ると扇棚田に到着。田んぼには水が張られ小さな苗が小風で揺れてその背景は空の雲が映っていた。西南に祖母・傾山、南東に阿蘇五岳、後ろにはくじゅう連山に囲まれ、正面の小高い山は荻岳だ。
産山の地形なのかここに来るまで扇型の田んぼがいくつもあったが、田んぼへ曲線で苗を植え付けるのは機械で出来るのだろうか。それはどう考えても無理なので手植えされているのだろう。
扇棚田から緩やかな上りで久住グライダー滑空場へ向かう。
九重連山の麓、正面にある和太鼓エンターテイメント集団「DRUM TAO」の野外舞台から太鼓の演奏が聞こえてきた。雄大な景色に和太鼓の音が段々と近づいてくる。
グラベル区間は少しあるが問題な穏かな砂利道だ。ただし砂っぽいところもあって滑りやすいので注意が必要。
くじゅう周遊道路までは素晴らしい眺めが続くのでこの時期のサイクリングにはおすすめだ。ヒゴタイ公園で水を補給しようと思ったが、まだシーズンオフのようで閉まって自販機もなかった。(後で調べると7月中旬から10月中旬のみ営業)

くじゅう周遊道路に出て地ビール村の看板の先が久住グライダー滑空場の入口だ。そこから牧野の道のダウンヒルになり農業基地の先がここになる。見渡す限りの絶景、いつ来ても笑顔になれる道だ。
グライダー倉庫、自販機があるので一息付けるにはいい。ここからしばらく下って農園の四差路を右へ行き、地ビール村・久住高原コテージの横を通る4.8kmの上りになる。くじゅう周遊道路に出たら瀬の本レストハウスへ。
トイレ休憩が必要なかったので瀬の本から草原の道と、やまなみハイウェイのダウンヒルで阿蘇谷への帰路となる。ここで天気が怪しくなり重い空気感になってきた。何となく雨を肌に感じたような気にもなった。この日は多少雨ならしのげるウィンドブレーカーを持参しておらず後悔したが、阿蘇はこのようなことがよくあるのでジャージのポケットに保険として常備したがいい。冷えた身体での危険なダウンヒルほど怖いものはない。
15km下って城山展望所到着。ここから更に4.2km下ると阿蘇谷となり、滑りやすいウェット路面とブレーキの効きが悪くなる雨のダウンヒルは避けられた。下りは憶病に構えるべきだ。16時ゴール予定だったが18分遅れて道の駅阿蘇に帰って来た。今回の一番の収穫は産山魚水園の料理の美味しさであり、その割には人里離れたところにあるので10名程度だったら食事もできそうだ。それに瀬の本高原の爽やかなサイクリングは県外の参加に満足してもらったようだ。
最後に道の駅阿蘇で開催されたスポーツバイク31社のブランドが集まった試乗会「Demo day in阿蘇」のその後について紹介する。こちらは今回参加された高宮さんのバイクだが、「Demo day in阿蘇」に来られて気に入った波々形状のカーボンホイールGIOO F1 PROが装着されていた。中華製10万円の格安ホイールだが、元競輪選手がオーナーのAny Roadさんから購入されたそうなので安心この上なくいいい買い物だったと思った。
大分から参加された大城さんも「Demo day in阿蘇」で気になっていたヨネックスのバイクを試乗車にZacさんのライドに参加され、間違いない乗り味に購入を決めスパークル大分のCOLORS BIKEに注文されている。大城さんはサイクルモード東京にも行かれたそうだが、「Demo day in阿蘇」の規模の大きさに驚いたと言われていた。
それと何より素晴らしいのが3時間も本格的に走ることができることだと話された。高価なバイクゆえに自分に合うか確実に確認できるので、場合によっては来年の「Demo day in阿蘇」まで待つこともあり得るかも知れない。九州、それも真ん中ではあるにしても阿蘇まで足を運ぶ人は、買うことを前提にした人たちが集まると思える今回のライドだった。

 

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道路情報や店舗情報など道の駅阿蘇Facebook道の駅阿蘇ホームページでもお知らせしておりますのでご活用下さい。

道の駅阿蘇(NPO法人ASO田園空間博物館)

TEL:0967-35-5077

HPhttp://www.aso-denku.jp/

阿蘇市内の地図はコチラから

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