コルナゴ部長こと中尾公一さんレポート「Demo Day in阿蘇」

コルナゴ部長こと中尾公一さんから最新レポートが届きました🚴
4月11日、12日の2日間にわたって開催された「Demo Day in阿蘇」をご紹介します☆
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菜の花が揺れるあぜ道を笑顔で走り抜けていく。
微かな花や若草の香りとタイヤから伝わる心地いい土を踏む感触、並んで走ると初めて会ったのに自然と話しが弾む。舗装路の終わりから始まる別世界、これが阿蘇の試乗会。
阿蘇パノラマラインで草千里・中岳火口を望む山岳コース、箱石峠の登板、ミルクロードの大展望、ツールド九州で紹介された“幸せの一本道”、そして阿蘇神社界隈のポタリング──どれも阿蘇を代表する定番ルートだが、阿蘇サイクリングの魅力は舗装路だけでは終わらない。
もう一つの入口、そのドアを開けると、車とほとんど遭遇しないノーストレスのあぜ道や林道の未舗装路・グラベルが広がっている。それはロードバイクでも走れるソフトな道から、グラベルバイクやマウンテンバイクでこそ楽しめる荒れた道まで、阿蘇にはもう一つのサイクリングの世界が存在する。
そんな阿蘇の二つのフィールドで、最新のスポーツバイクを体験できるイベントが開催された。 それが Demo day in 阿蘇」 だ。3回目を迎えた今回は、阿蘇という土地そのものが試乗会場になったという視点で紹介する。

最新バイクを「走って試せる」贅沢な試乗会の会場は、道の駅阿蘇第二駐車場。ここにロード・グラベル・MTB・ミニベロ・e-bikeといった多彩なジャンルの最新モデルが勢揃い。会場には1周150mの試乗コースに加え、公道3km・獲得標高60mのコース、それに5.6km・グラベル率67%のコースも用意された。この三つのコースで試せることは、
・スピード感
・上りやすさ
・下りの安定性
・乗り心地の違い
・グラベルの走破性
・追加装備の汎用性
そして、一番大切な自分に合ったサイズを実際の道路環境でしっかり確かめることができることだ。

高級モデルからコスパに優れた一台まで、参加者は気になるバイクを次々と乗り比べ、
「これ、登りが軽い!」
「下りの安定感が全然違う」
といった声があちこちから聞こえていた。

2日間開催された「Demo day 阿蘇」の目玉のひとつが、試乗車や試乗ホイールで参加できる事前予約制の2時間のライドイベントだ。5つのカテゴリーがあって自らコースを考えてアテンドするのは、

 ①ヒルクライムコースは元プロ選手の牧瀬翼さん
 ②街道コース1日目はZacさん、2日目はわたくしコルナゴ部長
 ③グラベルコース1日目はコルナゴ部長、2日目は Zacさん
 ④マウンテンコースは元MTB選手の三井寿展さん
 ⑤ミニベロコースはモールトン乗りのKeiさん

以上のライドイベントが2日間(8時~10時)無料で開催された。
写真はマウンテンコースをアテンドする延岡から来てくれた三井さん(左)と試乗車で走る参加者。MTBスペシャリストのアドバイス付きで走る2時間の無料ガイドは非日常のご褒美だったろう。

今回のライドイベントで最も賑やかだったのが、牧瀬翼さんのヒルクライムコースだった。牧瀬さんは、2018年・2019年 乗鞍ヒルクライム 優勝 、2023年 台湾KOM Challenge 2位 という、日本を代表するヒルクライマー。そんなトップ選手と一緒に走れる試乗会は全国的に見ても極めて珍しい。

1日目のヒルクライムコースは、このようなのんびりした牧野の景色を眺めながら仙酔峡を目指した。

仙人も酔うほど美しい峡谷の道は、途中までは穏やかな上りが続く。

会場からわずか8kmで到達できる仙酔峡は、阿蘇の中でも手軽に挑めるヒルクライムスポットだ。しかし、その勾配は手軽という言葉とは裏腹に、後半500mがかなりの上りになり、しっかり脚にくる。だからこそ参加者は、牧瀬さんのペースメイクとアドバイスを受けながら、憧れの試乗車で苦しくも楽しく急坂に挑み、ヒルクライム攻略の教えを受けたようだ。

2日目はパノラマラインへ
会場の目の前から上りが始まるパノラマラインは、仙酔峡とは対照的な4%ほどの伸びやかな登りが続く。景色が開け、風が抜け、バイクの伸びがそのまま体感できる絶好のルートだ。

仙酔峡の急坂、パノラマラインのなだらかな登り──攻略法が違う阿蘇を代表するヒルクライムルートを、参加者は牧瀬さんの「神の声」を受けながら、気になるロードバイクの試乗車の性能、GOKISOやMAVICの試乗ホイールと自分のバイクとの相性、そんな実際の山岳ルートで試せる贅沢さはいい体験と、購入への糸口になったのではないだろうか。

1日目の旧街道コース、そして2日目のグラベルコースを案内してくれたのは、MULLERブランドマネージャーであり、外国人サイクリストが日本各地を自転車で旅しながら、日本の自然や文化、人々との交流を紹介するNHKの番組「CYCLE AROUND JAPAN」に出演するZac Reynolds(ザック・レイノルズ)さん。
Zacさんは、日本の古道を走ることをこよなく愛するサイクリスト。まずは、Zacさんの名刺代わりとして、CYCLE AROUND JAPANの動画をご覧いただきたい。
https://www.youtube.com/watch?v=3qBDTUnLc-Q


その語り口は、まるで風景に寄り添うように静かで、「旅をしている自分」をそっと後押ししてくれる。阿蘇のスポット説明も、まさにCYCLE AROUND JAPANそのままのトーンで、私も何度かご一緒したことがあるが、多分参加者も「自分が番組の中に入り込んだような気分」になったのではないだろうか。

はじめてZacさんが阿蘇に試走に来られて、最初に「ここだ」と選んだのが、江戸時代に加藤清正が拓き、熊本藩の参勤交代にも使われた豊後街道。オンロードとグラベルがあり、古道、石畳、グラベルの風景が連続するルートだ。1日目は旧街道の穏やかな区間を、2日目はあぜ道から豊後街道のグラベルのコースを案内された。

私は避けたが担ぎ区間もあったようだ。
私は「試乗会だから・・・」と考えてしまったが、Zacさんは、「グラベルライドに担ぎは付きもの、これも試乗のひとつだよ」と躊躇なく採用された。

Zacさんは、番組で全国のサイクルスポットを取材しているだけでなく、プライベートでも輪行旅を楽しむ旅の達人でもある。「阿蘇 × 古道 × Zacさん」この組み合わせは、ただの試乗会ではなく、阿蘇を旅する体験そのものになったようだ。

ミニベロコースを案内してくれたのは、阿蘇の魅力を知り尽くす Keiさん。
1日目は阿蘇神社までのポタリングだった。その試乗で試せるのは、フラット道の走行感やミニベロの良さである折り畳み機能が走行に問題ないか、それにミニベロは対応身長の幅が広いので、夫婦兼用や家族兼用にする場合を想定してもいいだろう。

試乗会に並んだミニベロは、用途によってまったく性格が違う。1日目は平坦なコースだったが、2日目は、なだらかな上りが続くパノラマラインだったが、この程度の登りなら何ら問題なく、というか気持ち良く走れたようだ。

「小さいから遅い」という先入観は、数分乗ればすぐに覆される。
コンパクトなのに加速が鋭いモデル、輪行旅に最適な折りたたみ機構を持つモデル、写真映えするデザイン性の高いモデル──ミニベロは使い方で選ぶ楽しさが詰まったカテゴリーだ。

この日はスパークルおおいたレーシングチームのみなさんがイベントを盛り上げるために来てもらったが、黒枝士揮選手がミニベロに試乗して、そのスピードに驚かれていた。ただし、ホイールはGOKISO。

普段はなかなか乗り比べる機会がないミニベロだが、試乗会ではその違いを目の前で体感できる。
・折りたたみの速さ
・走り出しの軽さ
・車体剛性の違い
・タイヤ径による乗り味の変化
・対応する身長の幅
これらを実際に走りながら比較できるのは、参加者にとって大きな発見だっただろう。

私がアテンドする1日目のグラベルライドは、前日の強い風と雨の影響が色濃く残っていた。 あぜ道は水たまりの連続で、避けようにも避けきれない池のような区間もある。 そこはもう、覚悟を決めて突っ込んでいくしかない。
タイヤが水を切る音、泥が跳ね上がる感触、ウェアに飛び散る斑点。 走り終えた頃には、遠慮しながらもバイクも身体もすっかり泥だらけになっていた。グラベルライドを始めた当初は抵抗があったが、汚れたウェアもバイクも、むしろ楽しんだ証拠に見えて諦めがつくようになった。でもこの日は試乗車・・・
グラベルバイクの試乗車を出してくれたメーカーの方も、このコンディションはきっと織り込み済みだろう。 むしろ、泥・水・ぬかるみ──そのすべてが、 バイクの本当の性能を知る最高のテスト環境 になっていたはずだ。阿蘇の田んぼ道と古道が見せる自然のままの姿を、そのまま身体で受け止めた一日。 これもまた、阿蘇でしか味わえない特別な試乗体験になったのでないかと思う。

グラベルバイクは、舗装路だけでなく未舗装路もシームレスにつないで快適にツーリングを楽しめることができる。 安定性と快適性を重視した設計が特徴で、ロードバイクの軽快さと、MTBの走破性のちょうど中間に位置するため、通勤や通学兼用という使い方にもおすすめできる自転車だ。

種類としては、グラベルロードバイクとアドベンチャーバイクがある。
グラベルロードバイクが最も一般的なタイプで、舗装路の巡航性能、舗装路の安定性の両立を目指したモデル。ロングライドやツーリングに向いており、阿蘇のように舗装路とあぜ道・砂利道が混在する地域では、まさに万能選手だ。
アドベンチャーバイクは、より過酷な環境を想定したタフなモデル。サスペンションや極太タイヤを備え、バイクパッキング、長距離の冒険、山岳グラベルといったより深い領域を走るために生まれたカテゴリーになる。

グラベルで一番大切なのは「タイヤ」。そのことは、2024年4月から毎月開催してきた「阿蘇満喫グラベルライド」で、私自身が強く実感してきたことだ。
太さ(幅):安定性とクッション性を左右する
ノブ(ブロック)の形状:砂利・泥・草地でのグリップを決める
空気圧:乗り心地とトラクションを微妙に調整する
この3つが走りのすべてを決めると言っても過言ではない。

阿蘇のあぜ道、牧野道、古道、砂利道という路面が刻々と変わるフィールドでは、タイヤ選びがそのまま走りの自由度につながる。どんな路面を走りたいのか、どんな走り方をしたいのか、その答えに合わせてタイヤを選ぶことで、グラベルバイクは本来のポテンシャルを発揮する。

豊後街道では、前日の強風でこのようなところに遭遇したが、これもグラベルライド、いい写真スポットになる。

グラベルライドの途中、試乗車のBOMA UTに乗る方の後ろを走っていた人が、とても安定した走りをされていたので試乗された。そして乗った瞬間に表情が変わった。
「軽い…!それにこの路面でこの安定感はすごい」
そんな驚きが、言葉より先に身体の反応として出ていた。私たちも確認したら確かに軽くて驚いた。これはかなりの高額バイクだろうと思っていた
試乗されていた方は、路面が次々と変わる中で、BOMA UTは終始しなやかで、しかも軽快。その乗り心地に、まさに一目ぼれした様子だった。ゴールしてみんなでBOMAのブースに行った。すぐにメーカーの担当者に駆け寄り次々と質問を投げかけてみた。
「なぜこの軽さが出せるのか、この乗り味を作るために何をしているのか」、とサイクルショップではなかなか聞けない質問にメーカー担当者は、
「この軽さはこの構造と素材の組み合わせによるもの」、「このモデルはこういう路面を想定して設計している」と、開発者に近い立場だからこそ語れる納得の答えを返していた。そして、「ドロッパーシートポストも装着可能」という一言に私も思わず身を乗り出してしまった。
この瞬間こそ、試乗会の醍醐味だ。実際に走って性能を体感できる。その場でメーカーに直接質問できる。設計思想や開発背景まで聞ける。自分の走り方に合うかどうかを身体で理解できる。サイクルショップでは絶対に再現できない体験が、阿蘇のフィールドとメーカーの協力によって実現していた。

街道コースは坂梨の石畳に行くまでが、前々日の雨と風で上りの押し歩きになるので、ここをキャンセルした。代わりにこの日はもの凄く天気が良かったので、滝室トンネルの工事区間から国造神社方面の舗装したての道が、車がほとんど通らないので、最新ロードバイクの試乗により、そのポテンシャルを堪能すべく思い切り走って試してもらった。
途中、「円通寺の芝桜が見頃」との情報を聞きつけ立ち寄ることにした。 境内に広がるピンクの絨毯と阿蘇五岳、背景にそびえる根子岳は、てっぺんのギザギザだけという妙に新鮮な阿蘇五岳であり、参加者から思わず歓声が上がるほどの美しさだった。
しばらくすると、住職の奥様が出てこられ、お茶のおもてなし をしてくださった。参加者全員が驚き、そして感動していた。 実は前回も同じようにお茶をいただいたことがあり、 「もしかしたら…」という淡い期待はあったものの、 今回もまさかのサプライズだった。
このような試乗中の出会いは、阿蘇という地域の温かさと、このイベントならではの魅力が重なって生まれたものだった。

試乗ライドのゴール地点に、特別なご褒美を用意してもらった。道の駅阿蘇のサイクルアドバイザーであり、熊本パティシエ養成スクールの主任講師を務めた フランス菓子専門の清田あづささん が特設エイドを用意してくれた。

並んだケーキは10種類。 どれもプロのパティシエが手がけた本格スイーツで、 参加者はその中から好きなものをひとつ選び、 淹れたてのコーヒーとセットで 500円。、追加料金でお代わりもできるという、まさに阿蘇の試乗会を盛り上げるエイドだった。
ライド参加者が終わった後は、一般の方も立ち寄れるスタイルで営業。 2日間ともすべて完売したというから、その人気ぶりがよく分かる。

実はこのケーキエイド、発案者は Zac Reynoldsさん。 「サイクリングの楽しみにスイーツは欠かせない」という持論から生まれた企画だ。
確かに、走り終えた後に甘いものを頬張る時間は、 身体だけでなく心まで満たしてくれる。 阿蘇駅前の広場で、ケーキを片手に談笑する参加者の姿は、 まさに「サイクリングの幸せ」そのものだった。
エイドが設置されたのは、ウソップ像、阿蘇五岳の雄大なシルエット、行き交う外国人観光客 が一望できる阿蘇駅前。ケーキを楽しむ参加者を見て、 通りすがりの外国人が 「なんだか楽しそうなことやってるな」 という表情でこちらを見ていく。その視線すら、このイベントの雰囲気を温かく彩っていた。

この試乗会には、実はメーカーさんの間で密かな人気の「ポイントがある。 それが、自転車乗りに好評の宿「ゲストハウス阿蘇の森」を貸し切って行われるBBQ交流会と宿泊だ。関東や関西からわざわざ来てくれるメーカー担当者の皆さんに、 「せっかく阿蘇まで来たのだから、阿蘇の肉をしっかり味わってほしい」 という思いから始まった企画。
テーブルには、阿蘇の豊かな恵みのほかに、恒例となったサイクランドシライシさんが、自分の山から掘ってきた今が旬の筍料理だ。焼き筍、筍ご飯、筍の汁物 まで奥さんが提供してくれた。

この夜のBBQは、メーカーさんだけでなく、アテンドメンバーも参加する大宴会になる。昼間は真剣にバイクの性能を語り合い、 夜は火を囲んで笑い合う。 その距離の近さが、このイベントの魅力をさらに深めている。阿蘇の夜風、炭火の香り、笑い声、そして満天の星。 試乗会の裏側には、こんな温かい時間が流れている。

BBQの肉は、一人ずつポーションで用意されている。
だから、好きな部位を、好きな焼き加減で、好きなタイミングで自分で焼いて楽しめる。
このスタイルがとても好評で、気を遣わずに食べられて、自分のペースで楽しめると、参加者からもメーカーさんからも喜ばれていた。

飲み物は各自持ち込み。ゲストハウスには冷蔵庫が完備されているので、レジ袋に名前を書いて冷やしておけば、好きなタイミングで取り出して飲める。
しかし、宴が進むにつれ、どこからともなくワインや焼酎、日本酒のボトルが差し出され、
自然とテーブルを回り始めて、笑い声はいつまでも絶えなかった。

2日目もご機嫌な天気だった。

ライドイベントが終わると、メーカーさんやアテンドの方の「自転車なになに講習会」が用意されていた。初日はActionsports 神田さんによる「リムブレーキ輪行講習会」は、イタリアに何度も行かれている神田さんは、海外の輪行でも耐えられる収納の仕方、MAVICによる「ホイルの選び方講習会」それにメンテナンスについても話された。2日目はフィニッシュラインによる「自転車クリーニング講習会」は、そんな効率のいい使い方はしておらず、今後いくら節約になるだろうとさえ思った。

牧瀬翼による「私のヒルクライム攻略法」は、テーブルを囲んだミーテイング風だったので、落ち着いた雰囲気で牧瀬さんの静かな語りを聞くことが出来た。今回の会場レイアウトは、外側に試乗コースがあり、その内側を囲むようにメーカーのブース、そして中央に椅子テーブル席があり、食事や飲み物で休憩したり、商談の場にもなっていたようだ。

スパークルおおいたレーシングチームからは「自転車教室とバーテープの巻き方講習会」があった。L字のクランクの曲がり方や、コーンの間のS字走行、それと走りながら地面にあるボトルを拾って駐車場のポール型照明器具の上に置くといういずれもバランスと目線の置き方の練習だ。



練習会を担当された住吉宏太選手は、フィッティングをはじめられたそうだ。
バイクフィッティングは、快適さ、パフォーマンスを得るために不可欠。ライダーの体型、柔軟性、筋力、乗る目的に合わせて、自転車のポジション(サドル、ハンドル、クリートなど)を最適化する作業になり、フィッティングを受けることで、ライダーは痛みや疲労を軽減し、ペダリング効率を向上させることができる。
阿蘇満喫ライドに来られる方で辻 善光さんの「Zenko Bike Fitting」を受けに京都まで行かれたそうだが、先日、オレンジライドで一緒に走った際に、グラベルバイクにロード用のホイルと30cのタイヤを履かせて、やけに早くなってびっくりだった。そのくらい効果があると思うので個人的にも住吉選手のフィッティングに期待したい。

では出展メーカーを訪ねてみよう。
その前に私は2日間のライドアテンドや来場者の対応、それに炎天下に立ったまま休憩も取らずに7時から16時まで会場にいたため体力の限界もあって一部だけになることをご理解いただきたい。写真を撮る余裕もなかったので、アテンドライドの方や、多くはよしたまさんから提供していただいた。

EnviLiv Advanced SL 1、EnviLiv Advanced Pro 0いずれも最新の女性用高級エアロロードだが、ジャイアントのバイクは値段が比較的手ごろだと思う。

メリダは社長さんも来られていたらしい。いいバイクだ、10歳若かったら乗り回してみたい。

スコット、一目で驚異的な速さを実現するエアロロードであることが見えてくる。これも10年前に会いたかった。

BISYA、コスパが良くて初心者から中級者におすすめ。扱いやすさも特徴でシマノ105シリーズを搭載しているので安心。

CAMP、コスパが高く若い方が多く試乗されていた。
おいらの株式会社が扱っているメーカーで、カーボンホイールのGIOO、軽量スプロケットやカーボンクランクのNUTONも扱っている。GIOOのホイールセットの完成車もありお得感がある。

KUWAHARAのキャンプツーリング仕様、遊び心満載のアドベンチャーミニベロ

MAVIC、グラベルホイルのオールロード、実に悩ましい。

リドレー、今回は試乗車にグラベルバイクがなかったのが残念、グラベルバイクのニーズが全国的になくて、なかなか売れないらしい。

子供連れの方も来られていた。育ち盛りなのでメーカーさんに何年乗れるかという相談をしたいところだ。

サイクルカードで行く延岡ツアーに、このE-bikeで参加されていたFUTURE LABの社長さんに、試乗会のことを話したら出展された。このE-bikeは、ワンサイズだがかなり面白い。

このトレックも興味津々だった。

フルモデルチェンジを果たしたばかりのエアロロードプロペルが並ぶジャイアントブース

おいらの株式会社の11-34T 158g 23100円、11-46T 275g 28600円、スチールとアルミの組み合わせだが、この軽さと値段は驚きだ。

マルイブースには鼻パッドのないスポーツサングラス「エアフライ」が並び試着できた。これの調光レンズタイプを持っているが、グラベルライドは暗いところを走ることが多いので調光レンズは安心、それに振動にもぶれないエアフライはおすすめだ。

マルイのMAXXISのタイヤ展示には、ジロ・デ・イタリアやツール・ド・フランスを走ったプロスペックのロード用タイヤから、新仕様のグラベル専用タイヤ4種類並んでいた。担当の安達さんから詳しいタイヤの話を聞いて、荒いグラベルに苦労していたのでRambler45cに決めた。幅広でノブが大きくなるので、少し重く転がりも落ちるが、走破性と耐パンク性能を優先した。

試乗会の中で一番欲しくなったバイクはトマジーニだった。イタリアの歴史ある職人たちの技術と経験が随所に表れ、エレガントな細身のメッキラグとカラーリングが素晴らしい。これを見ながらワインを傾けたいと思いきや、試乗するとクラシカルな雰囲気とは裏腹に早くてグイグイ進む。これぞイタリアンバイク、夢にも出そうなバイクだった。

第3回「Demo day in 阿蘇」は、初心者がスポーツバイクの世界に触れる入口として、経験者が次の一台を探す場として、そして、阿蘇の新しいサイクリング文化を広げるきっかけとして、とても意義のあるイベントだった。
春の風の中、参加者の笑顔とバイクの軽快な走行音が響く2日間だった。阿蘇のサイクリングシーンに、またひとつ新しいページが加わったのではないかと感じた。
そして何より、この試乗会が九州で唯一、メーカーが直接阿蘇に持ち込む本格的な試乗の場であることが、地域のサイクリング文化に大きな意味を持っている。阿蘇で最新バイクを体感できる貴重な機会として、今後ますます存在感を増していくことを期待したい。

 

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