半年分の穢れを祓う夏越しの「大祓式」「茅の輪神事」が阿蘇神社でも行われました

みなさま、こんにちは!Kanaです。
今日から7月。2024年も後半に入りました!早いですね。
一年の半分の最後に当たる6月30日、みなさまはどのように過ごされましたか?

全国各地の神社で行われます半年分の穢れを祓う神事、夏越しの「大祓式」「茅の輪神事」が、阿蘇市の阿蘇神社でも行われましたので、家族で「茅の輪」をくぐらせていただいてきました。

2016年4月に発生した熊本地震で、甚大な被害を受けられた阿蘇神社ですが、昨年の12月に国の重要文化財であり、日本三大楼門の一つでもある楼門の復旧が完了しました。ですので、今年行われる神事はどれも8年ぶり、9年ぶりに楼門と一緒に見ることができる!感慨深くなってしまいます。


楼門から拝殿との間に置かれた「茅の輪」やはりしっくりきますね。

夕刻5時から、拝殿の中で「大祓式」の神事が執り行われた後、一般の参拝者も参加することのできる「茅の輪神事」が始まりました。

梅雨空でしたが、ちょうど神事の間は雨が止み、風に巻き上げられる切幣と、風で雲が切れて時折楼門の間から差しこむ陽光がとても神々しかったです。

「茅の輪くぐり」はこの図のように8の字を書いて最後に正面、拝殿へ向かい計4回、輪をくぐりました。

「茅の輪」の材料は、チガヤだったりワラだったりするそうですが、阿蘇神社の「茅の輪」は水辺に自生する薦(こも)を使って作られているそうです。


真菰ともいうようですが、あまりどのような植物なのか、なじみがありませんでした。調べてみると、遠い遠い昔から人々の生活によく使用され、また「神が宿る草」として、歴史のある、また格の高い神社でしめ縄に使用されたりする神聖な植物であるようです。また薬草としての効果もあるそうですが、確かに茅の輪をくぐるたびに、刈りたての草の香りが鼻をくすぐり、とてもすがすがしい気分になりました。


こういった行事に参加することで、自分自身でこの半年どうだったかと振り返り、また新たな気持ちで残りの半年を頑張ろうと、晴れやかな気分になれますね。

写真はありませんが、「茅の輪神事」前に白い紙で作られた「人形(ひとがた)」が配られ、痛むところにあてた後、ふう~と息を吹きかけて魂を込めた人形を身代わりとして穢れを祓ってくださるということで、茅の輪をくぐった後にお供えし、団扇をいただいて帰りました。

団扇の裏にはこのような句が。大祓式の定番の句のようです。
あと千年生きてしまったらどうしよう、誰もいなくなったらさみしいと言ったら、8歳の息子が僕も一緒に来たから大丈夫と言ってくれました(笑)優しいね、ありがとう♪

まだまだ梅雨で雨もたくさん降るし蒸し暑い日が続きますが、残りの半年、元気で過ごしていきましょう。

 

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