コルナゴ部長こと中尾公一さんレポート「12月前半のレポート」

みなさん、こんにちは。寒くなってきた阿蘇。コルナゴ部長12月前半のサイクリングレポートが届きました。颯爽とまた会話を楽しみながら、サイクリングをしている姿を拝見すると、この寒い中でもお外に出て、思いっきり遊びたい気分になります。それではどうぞ~~

11月に続いて12月も走る機会や遠征が多かったので6件まとめてレポートする。

最初に前職の時に知り合った方が阿蘇遠征に来られたが輪行でディスクブレーキが効かなくなったトラブル対応について、次に伊万里の宿泊施設がサイクルツーリズムに取り組まれておりそのサポートと交流会について、3件目は自転車仲間のテレビ取材の手伝いと初めての金峰山ライド、4件目は2017年と2018年にジロ・デ・イタリア観戦に行った際にお世話になった方が南フランスから里帰りされ草原ライドに案内したこと、5件目は宮崎の自転車仲間とスパークル大分のコラボイベントに参加した延岡遠征、最後に12月1回目の阿蘇満喫モニターライド、以上12月前半のレポートになる。

前職の旅館からのお付き合いの大阪の吉山さんが4泊の阿蘇ライドにお越しになり久し振りにご一緒した。道の駅阿蘇で懐かしい再会後、ディスクブレーキが輪行の際にエアを噛み、特に後輪が半分以下の制動力しかなく下りはゆっくり走りますとのことだった。一番近いサイクルショップの内牧のナオズベースは定休日だったので、この日のライドを早めに終えて、残り2日間しっかり走れるよう自転車を私の車に載せて大津寄りのミルクロード沿いに移転されているGINRINに修理に行くことにした。

道の駅阿蘇をスタートして草千里・阿蘇火口に行く坊中線を走っていたら「自転車の走行空間を整備」の看板があり真新しい舗装になっていた。今後、矢羽根みたいなものが施工されるらしく阿蘇観光の新たな価値となるサイクルルートの第一歩を感じた。

一番お勧めしたい阿蘇を案内したあと15時過ぎにライドを終えてGINRINに向かった。このあと私も吉山さんも予定もないので、明日からの2日間のライドに備えて後輪だけでなく前輪のブレーキも整備してもらい、愛車「The Sun Also Rises」のポテンシャルを存分に楽しんでもらえるようにした。

輪行のトラブルはあると想定したがよい。そのためにも阿蘇ライドに備える以下のショップはメモすることをお勧めする。

 

CYCLE SHOP Naos BASE(サイクルショップナオズベース)

阿蘇市内牧255-2(道の駅阿蘇より6.1km 車で10分)

電話 0967-32-5820

 

GINRIN(ギンリン)

菊池郡大津町高尾野265-5(道の駅阿蘇より19km 車で22分)

距離はあるが途中から自動車専用道路のため意外と早く着く

電話 096-294-3139

サイクルツーリズムに熱心に取り組まれている佐賀県伊万里市の「セントラルホテル伊万里」さんを今年から自転車仲間と一緒にサポートしている。今回は地元出身の女子プロロードレーサー牧瀬つばささんのライドイベントを開催されたのでその応援に行ってきた。

牧瀬さんは日本とベルギーのチームに所属し国内チームWING PLUS代表。

戦歴は以下の通り

 

2018年 全日本選手権ロードレース3位

              全日本マウンテンサイクリングin乗鞍 優勝

2019年 全日本マウンテンサイクリングin乗鞍 優勝(2連覇)

              全日本実業団チャンピオンシップ 優勝

2020年  全日本ロード強化指定選手

コースは伊万里市から唐津へ信号がないアップダウンのルートで波戸岬へ、昼食後は山あいを走りながらの帰る110km、獲得標高1400mmの牧瀬さんの練習コースでもある。参加者には阿蘇満喫ライドによく来られる方もいらして顔合わせの際にびっくりだった。

参加者を3つのグループに分け足をそろえてスタートした。

私は先頭グループの最後尾を担当したが、先頭の牧瀬さんのスピードが中々速いので付いていくのがやっとという場面もあった。

 

海を眺めながらの変化に富んだコースはとても気持ちいいものだった。

補給食は牧瀬さんを応援する伊万里市の老舗「小嶋や」のどら焼き。自家製餡、卵は契約農家、小麦粉も地元産で保存料や合成着色料は一切使用されておらず、地元サイクリストにも人気の逸品。牧瀬さんも地元を走るときは楽しみの補給食とのことだった。

波戸岬での昼食は途中からサポートに運ばれた熱々の唐津バーガーと、

これまたホカホカの愛情たっぷりのおにぎり

ボランティアのみなさんに感謝

こうやって作られたんだ!

贅沢なご当地ランチに大満足だった。

屋台でサザエやイカ焼きに牡蠣

牧瀬さんがよく通うカフェ「LIB COFFEE IMARI」がゴールとなった。ここは130年の建物をリノベーションしたもので伊万里焼の器でコーヒーを楽しむことが出来る。またいろんなイベントもされており、牧瀬さんのチャリトークには自転車好きだけではなく、海外生活に興味ある人や熱い女子など刺激を求めて参加されたこともあるそうだ。

今回の至れり尽くせりのイベントは、牧瀬さんとセントラルホテル伊万里さんが、サイクルスポーツによって伊万里を盛り上げたいという気持ちで開催され、地元のみなさんの協力によって第一歩を踏み出すことになった。あとは参加者の数など気にせず継続して行くことが大事で、そのためにも私たちは今後ともサポートしていきたいし、佐賀のみなさんと相互交流を深めていきたいと思っている。

伊万里の翌日は、フランス菓子教室「ADU-kitchen」を主宰され、牧野ガイドメンバーでもある清田あづささんが、まだSNSで告知はできないが、とあるテレビ取材の応援に取材地となる金峰山に行った。

金峰山は熊本市内中心部に近く、自転車乗りがヒルクライム練習によく通う標高655mの山だ。実は熊本に居ながら始めて訪ねたのだが、この時期は段々畑のみかんで山は埋め尽くされて圧巻の景色が続いていた。

西側の段々畑の先には島原湾、そして雲仙普賢岳がすぐ近くに見え、番組の方とあづささんが一緒に走る取材は素晴らしい景色を背景に行われていた。

私たちの応援というのは、番組側から要請されたわけではなく、あづささんが熊本人の熱い思いを伝えたいということと、あづささんの気持ちを和らげるために2人が走っているシーンに一瞬すれ違うというものだったがカットされたかも知れない。

最後の取材が金峰森の駅みちくさ館で終わると、あづささんの料理教室の生徒さんの南阿蘇の「久延毘古CAFÉ」さんの美味しいコーヒーと、ADU-kitchenの特製モンブランが取材チームと応援チームにふるまわれ一緒に談笑し無事取材が終了した。あづささんの思いが伝わってディレクターの方や番組MCの方が熊本を気に入られ阿蘇取材の約束もできたようだった。

3日後は2017年と2018年にジロ・デ・イタリアでお世話になった南フランス在住の川田さん(左側)が里帰りされていたので阿蘇にお誘いし、友達の岡田さんと一緒に草原ライドに来られたので案内してきた。岡田さんは羽田からJAL便で川田さんより先に着かれるため、面識のない方との出会いは輪行袋持参でもないのでこちらからは見つけられず、「紺のダウン着ています」と連絡して見つけてもらった。この緊張感の出会いは何度やっても面白い。

川田さんはパートナーのルイ・バトゥーさんと2人で2009年に南フランスプロヴァンスでサイクリングツアー会社「アドベンチャー・サイクリング・ヨーロッパ(ACE)」を立ち上げ、ツール・ド・フランス観戦&サイクリング、コルシカ島一周、ピレネーやアルプスの伝説の峠ツアー、スコットランド、北イタリア湖水地方、プロヴァンス、ボルドーのワイナリーを巡るツアー等、欧州を舞台とした様々なサイクリングツアーを少人数で催行し日本人サイクリストを対象に自転車の旅を提供されている。川田さんの前職時に私の自転車仲間が一緒に働いていたことから、2017年の100回大会となるジロ・デ・イタリア観戦&サイクリングツアーを企画してもらった。

参加した感想は、日本人とイタリア語を話すフランス人の現地ガイドが同行される3名から6名の少人数のツアーなので、ジロ観戦はもちろん、イタリアの歴史や文化、食べ物、人々の生活様式などサイクリングだけではなく旅の魅力を満喫できるものだった。これは日本人はもとより今後のインバウンドのサイクリングツアーにとても参考にもなった。

2泊3日でお越しなった草原ライドは、初日にかぶと岩展望所近くの西小園牧野と翌日は箱石峠の上にある町古閑牧野に案内した。

川田さんは2016年から欧州のe-Bikeの3台乗り換えられているのでe-MTBは最新機種であるダブルペンションのパナソニックXM-D2を用意した。

落ち葉の絨毯を踏みしめるのどかな走行感

丘の稜線を疾走する快感

スリル満点の急斜面

なだらかな大草原

草原、樹林帯、岩山のコントラストある景観

2日間体験されたe-MTBによる草原ライドは、欧州のどこにもない特別なものでe-MTBにこれほど似合う遊びはないと断言された。なだらかな草原と起伏に富んだ草原、奥山の落ち葉の絨毯と浮石や陥没区間を、パナソニックXM-D2のダイレクトドライブユニットの圧倒的なパワーにより、次々に難所をクリアしていく走行感は日本の技術の結集であったとe-Bikeの経験豊かな川田さんの満面の笑顔の感想だった。

そして、阿蘇の草原ライドは究極の大人の遊びあり間違いなく欧州の方は満足されるだろうと付け加えられた。のちのメールには「草原ライドは病みつきになりそうなほど楽しくて、パートナーのルイに是非体験させてあげたいし、すでにもう阿蘇ロスです・・・」

宮崎は延岡のasobinist Micheyさんこと三井寿展(ミッチー)さんと、「九州に熱狂を生み世界に挑む」をテーマに今年大分に誕生したプロロードバイクチームSparkle Oita Racing Teamがコラボして「自転車を通して延岡と延岡の飲食店を盛り上げる」をコンセプトにしたイベントに参加してきた。

Sparkle Oitaの選手と一緒に走る60km弱のコースには、静かな林間コースや太平洋を望みながら走ったり、エイドでは黒枝咲哉選手たちが自慢のコーヒーを淹れてくれて贅沢なサイクリングが楽しめた。

昼食は北浦漁港近くの「丸金」さんでカンパチの刺身の美味しさに感動した。多分、今回のイベントがなかったら絶対訪ねることがない店であり次回は家族を連れて必ずリピートしたい店になった。

変化に富んだコースは、延岡の魅力が凝縮されており、地元を知り尽くすサイクリスト・ミッキーさんならではのルートだった。また、緩やかな上りになるとSparkle Oitaの選手や地元自転車部の高校生、それに足に自信がある参加者をミッチーさんが煽ってアタック合戦が始まったり、サイクルスポーツ本来の楽しみも随所に用意されていた。

夕食を兼ねた交流会は宮崎のクラフトビール「ひでじビール」直営店「麦酒蔵Hideji」で開催された。私の地ビールのイメージは、小さな瓶でちょっとお高いというものだったが、この店の体験により、美味しくて、安くて、飽きのこない、ワイワイ笑顔にさせてくれる飲み物に変わった。

「ひでじビール」の品揃えは、太陽のラガー、森閑のペリエ―ル、日向夏、月のダークラガー、季節の蔵出し、YAHZUピルスナー、ウィンタールージュエール、これだけの種類が飲み放題になる延岡の夜もリピート確実となった。

こちらがミッチーさん、「延岡の自然とグルメと街を遊びたおす!」という地元愛をモットーに延岡市自転車競技連盟理事であり、MTBは第一線から退かれたもののスポンサーから機材提供を受けながらレースに出場されている。最近では八幡浜MTBジャパンシリーズ3時間耐久レース優勝、カヌーのインストラクターもされておりプロデュースイベントも多い。今回の濃厚な体験により一発で延岡ファンになった。これを機に交流を深めていろんな学びをさせていただきたいと思っている。

三井寿展さんのサイト

Playing Factory Mitsui (main.jp)

延岡サイコー!

最後に12月1回目の阿蘇満喫モニターライドを開催した。

寒い12月の平日だったがそれでも3名の参加があり、人数が少ないゆえにいろんなことを同じ量話しながらライドができた。初心者の女性の方もいたのでゆっくりしたペースだったが、だからこそ平日の車の少なさと声の届く範囲が近いので楽しいサイクリングとなった。ただし、上りは自分なりのペースというマナーは大切しなくてはならない。

道の駅阿蘇をスタートして坊中線を上っていると気温が下がって行くのが分かった。草千里までの3km地点になる赤水線合流付近では軽くだが凍結していた。ペダルを踏むと空転したので今後は要注意、時間は11時だった。

南阿蘇から阿蘇谷へは日ノ尾峠を選んだ。麓の色見からは何の目的から知らないが、根子岳に向かって走るこんな立派道路が出来ており鍋が平キャンプ場まで続いている。自転車乗りにとっては願ってもない道になる。

日ノ尾峠の頂上は樹木に覆われていたが伐採され陽が射していた。大正時代の文献には阿蘇谷から南郷谷まで放牧の馬を「幾百頭見た」と書かれており広大な草原だったようだ。また、ここからは根子岳と高岳がよく見えていたそうだ。

峠を下りいつもの景色のいいところで休憩した。時間は15時44分、太陽は高岳に隠れようとしている。陽が沈むと一気に気温が下がる。今の時期の阿蘇は16時から風が冷たくなり寒くて仕方がない。

道の駅阿蘇にゴールしたのは16時03分だった。予定通りに着いて参加された方は時間に余裕があるので近くの温泉に行かれた。冷えた身体を温泉で解きほぐしながら今日のライドを振り返るのも今の時期の楽しみである。今月2回目のライドは12月26日(日)に開催する。今年最後になるがどこを走ろうか、夕陽が綺麗だったので今日と同じコースでもいいかなと思っている。

 

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