コルナゴ部長こと中尾公一さんから最新レポートが届きました✨
梅雨の晴れ間に阿蘇の初夏を駆け抜け、新コースの誕生を告げる充実の定番ライド🚲💨
前夜の大雨を乗り越え、爽快な風が吹く標高900mのミルクロードから、米塚の麓を通る赤水線・坊中線のダイナミックなダウンヒルまで、変化に富む阿蘇の夏景色を6名の仲間と満喫⛰️🍃
道中では、新調したサマーロングスリーブジャージの快適性を実感しつつ、赤水のインド料理店「ナマステ」で絶品の豆カレーとアーモンドナンを囲みながら、和やかなランチタイムを過ごしました🍛🍴
後半は、ミス・インターナショナル日本代表の植田明依さんを迎えて無事に納品した「緑川4町ポタリングコース」の秘話や、甲佐のやな場・通潤酒造といった美食スポットへの期待に胸を膨らませるひとときとなりました😆
ぜひご覧ください🎵
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梅雨の晴れ間となった6月21日、連日の雨で開催をほぼ諦めていましたが、晴れ男(誰?)のおかげで阿蘇満喫ライドを実施できました。今回は、ミルクロードに加え、阿蘇パノラマラインの米塚麓を通る赤水線と坊中線のダウンヒルという定番コースを、参加者6名のみなさんと楽しみました。

ミルクロードへは小嵐山から入りました。前夜の大雨で小石や枝が散らばっていましたが、走行に支障はありません。むしろ風が強かったため、頂上付近まで木々に覆われた道に助けられました。蒸し暑さを覚悟していたものの、標高900mほどの草原に出ると、開けていたジャージのジッパーを思わず閉めるほど涼しいライドになりました。

重たい雲が広がったかと思えば急に青空がのぞき、さらに鉛色の低い雲が迫って雨を覚悟する場面もありましたが、数滴降られただけで逃げ切ることができました。それにしても、最近はロードで強度のある練習をすっかりサボっていたため、上りではヘロヘロでした。
緑川地域のポタリングコース造成の仕事もですが、グラベルライドが楽しくてそちらに気持ちが向いていることに加え、南小国のキリシタン弾圧に関するレポートに時間がかかり、などなど言い訳ばかりで、11回目の「ツール・ド・沖縄」はますます遠のいています。

ミルクロードに出てから扇谷展望所で休憩しようとしましたが、管理を兼ねるキッチンカーは来ておらず、そのまま通過しました。向かい風の中でしたが、久しぶりに眺める阿蘇谷は田んぼに水が張られ、この季節ならではの景観でした。
スカイライン展望所入口の段差は修理され、その先の杉も伐採されて、雄大な眺めが戻っていました。かぶと岩展望所は、梅雨で集客が見込めないためか営業しておらず、トイレと自販機だけの休憩となりました。
右手にアンテナが見える鞍岳無線中継所を過ぎると、阿蘇谷まで7.3kmにわたり9%の下りと厳しいコーナーが続きます。そこで一度集まり、車間距離を十分に空けるよう注意を促してから下り始めました。

昼食は、赤水にあるインド料理店「ナマステ」にしました。
ここは元ジョイフルの店舗なので店内が広く、人数が多くても入りやすいのが魅力です。待ち時間も快適に過ごせ、冷たい水を補給するにも助かります。私が注文したのは、ランチメニューの中から肉系を避けて選んだ野菜系の「ダル(豆)カレー」。お代わりできるナンは、プラス300円でアーモンドナンにしました。ほかにもガーリックナンやチーズナンがあり、ナン自体がかなりおいしいのでおすすめです。

私の夏対策は、ますます厳しくなる猛暑に備え、サマーロングスリーブジャージを取り入れました。日焼けによる疲労を防ぐため半袖ジャージにアームカバーを合わせるなら、同じ機能を備えた一体型のほうが手間を省けて、アームカバー装着のストレスもないと考えたからです。

選んだのは、袖に紫外線を約95%カットするUPF50+素材を使ったモデルです。腕の動きを妨げない柔らかなフィット感があり、半袖に劣らない涼しさに加えて、汗をかいてもムレにくく快適な着心地が赤水線の上りでも続きました。さまざまなカラーがありましたが、真夏に黒を選んだ理由は聞かないでください。

1月に中岳第1火口内へ墜落した遊覧ヘリの引き上げ作業が22日に予定されていたため、この日は火口見学が再開するものと思い、坊中線に合流したら半年ぶりに中岳火口を目指すつもりでした。しかし、噴火警戒レベルの引き上げで作業は延期となり、火口へ行くことはできません。せめて草千里までとも考えましたが、濃い霧で行っても何も見えず、危険もあるため、ここから坊中線を下って帰ることにしました。


下っていると晴れてきて気温が上がり、湿気があるのでムッとする暑さです。ここで上りがあったらかなり消耗するだろうという感じでした。

14時過ぎにゴールしました。
距離63km、獲得標高1177m。火口へ行けなかった分、少し物足りなさはありましたが、雨が続く中で走れただけでも幸運でした。その後はさらに暑くなり、まだ体が暑さに慣れていないことを考えると、この時間で終えて正解だったのかもしれません。
次回からは、「マイナビ ツール・ド・九州 2026」応援ライドを始めます。スタート地点は大分県豊後大野市なので、輪行で現地まで行って走り出すか、途中の竹田市まで自走してショートカット気味に始めるか、いろいろ検討しながら開催する予定です。ぜひご一緒しましょう。

Photo by Onimasa
道の駅阿蘇では、私がサイクルアドバイザーに就任した2019年6月から阿蘇満喫ライドを始めました。それをきっかけに、自転車仲間は熊本県外にも広がり、九州各地でサイクルガイド事業やサイクリングコースづくりに携われるようになりました。
今回は、昨年の緑川地域でのサイクリングコース造成に続き、道の駅阿蘇がポタリングコース造成事業を受注しました。コースは、現地に詳しい鬼塚さんと私で作成し、自転車仲間にも写真や動画の撮影、サブモデルとして協力してもらい、無事に納品することができましたので紹介します。

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メインモデルは、熊本県宇土市出身の植田明依さんです。
植田さんは大学卒業後、県内の私立高校で家庭科教員として勤務するかたわら、ミスコンテストに挑戦。 2024年にはミス・インターナショナル日本代表として世界大会に出場し、ミス・アジアパシフィック賞を受賞されました。現在は、熊本モンバサダー、宇土親善大使として熊本の魅力を発信しながら、美・健康・教育をテーマに活動されています。サイクルスポーツでは、「ツール・ド・九州」の大会クイーンを務めたことをきっかけにロードバイクを始め、「マイナビ ツール・ド・九州 2026」の応援隊員にも選出されました。

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ポタリングコースの対象地域は、熊本県の御船町、甲佐町、美里町、山都町の4町です。各町が希望するスタート地点と立ち寄り先を結ぶコースを鬼塚さんに作ってもらい、実際に走って修正を重ねたうえで町に提案しました。
コース決定後は、自転車仲間の男女各2名にモデルをお願いし、鬼塚さんが写真撮影を担当。モデル兼動画担当の緒方さんとともに、4町を自走しながら撮影しました。70km以上を走りながら撮影できるのは、自転車乗りならではの強みです。

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ポタリング用の自転車は、鬼塚さんの小径車を提供してもらいました。
植田さん以外にもモデルが必要だったのは、撮影スポットが広範囲にわたり、動画撮影も加わって時間を要するうえ、天候によって撮影日が変更になる可能性があったためです。遠景はサブモデルで押さえ、このような必須カットは植田さんにお願いする形にしました。

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今回四つの発見がありました、そのひとつが甲佐町の「やな場」です。営業期間は6月1日から11月30日まで。これまで営業期間外に訪れていたため、閉店したものと思っていました。しかし、5月末にひとりで試走した際、竹で編んだ簀を倉庫から出しているのを見かけ、営業準備中だと分かりました。中を見せてもらうと素晴らしい光景が広がっていたため、本番では植田さんの食事シーンの撮影スポットに採用しました。

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やな場は、江戸時代の殿様に愛された「お梁」の風情を今に伝える場所で、竹で編んだ仕掛けに落ちてくる鮎を捕る梁(やな)漁です。甲佐のやな場は、加藤清正が川狩りを楽しむために設けた茶屋を起源とすることが明らかになっています。その後、清正の後を継いで熊本藩を治めた細川忠利が整備を進め、代々の藩主が毎年、とれたての落ち鮎を楽しみに訪れる場所になっていたそうです。

二つ目は甲佐神社です。甲佐神社は阿蘇神社の二の宮と呼ばれ、熊本の武将・竹崎季長(たけざきすえなが)が奉納した「蒙古襲来絵詞(もうこしゅうらいえことば)」が所蔵されていました。「蒙古襲来絵詞」は、鎌倉時代の元寇で竹崎季長が戦功を挙げた様子が描いてあり、当時の武士たちの姿や戦い方を知る上でとても貴重な資料となっています。明治時代に皇室に献上されて御物となり、現在に至っています。

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宮司さんにもお会いすることができました。
大河小説で知られる北方謙三さんの「水滸伝」は、シリーズ累計1160万部を超え、壮大なスケールと緻密な人間描写で映画化もされています。次回作のテーマは元寇で、もしかすると最後の長編になるかもしれないと、ご本人も語られています。もし映画化されれば、蒙古襲来絵詞が奉納されていた甲佐神社は、聖地巡礼の一つになるかもしれません。

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三つ目は、1770年創業の通潤酒造が手がける酒蔵カフェ「寛政蔵」の酒蔵ランチです。通潤酒造は自転車乗りにも優しく、当日のお客さんの状況にもよりますが、この通路に自転車を停めることができます。蝶ネクタイ姿の社長さんをはじめ、スタッフのみなさんも親切で、安心して訪ねることができます。

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店内は、歴史を感じさせる立派な梁を残してリノベーションされており、落ち着きのある広々とした空間になっています。

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座席はテーブル席やソファ席のほか、池の鯉を眺めながら食事ができる縁側席もあります。接客も丁寧で、とても満足できるものでした。

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料理は、麹を入れる木箱だったと思いますが、その器に盛られて運ばれてきます。素材は山都町産のものが多く、味付けには麹や酒粕が使われており、ひと味違う深みのあるおいしさでした。ここを目的地にするだけでも、十分に訪れる価値があると思います。

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最後は通潤橋です。物産館などがある定番の場所からではなく、田んぼのある裏側から眺めた景観です。いつものスポットから見ていると田んぼ道があったため、鬼塚さんと探索に向かい発見しました。車では行きにくく、自転車乗りだからこそ出会えたスポットでした。

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この日巡った緑川4町のサイクリングコースは、阿蘇満喫ライドでも走ってみたいと思っています。13時頃に山都町で昼食をとり、その後は下り基調で戻る約70kmのコースです。
昼食は、予約できるなら「寛政蔵」で体験したいところですが、人数制限があるかもしれません。ほかにも、地元の人気店「おちかラーメン」、藤崎宮にあった懐かしの「ふじラーメン」、サイクリスト御用達でイートインもできるパン屋「チポリーノ」など、捨てがたい食事スポットがあります。このあたりを調整しながら緑川ライドを計画中ですので、どうぞご期待ください。
