みなさん、こんにちは＾＾ Kanaです。
梅雨入りして10日ほど、明日から数日は少し中休みになりそうです。
梅雨というと、一日中雨が降って何にもできないと思いがちですが、
阿蘇の梅雨は、一日一回は必ず雨がどこかで降っているけど、ずっとではなかったり、場所によってはパラパラだったり、意外と観光できないこともない日も多いです。
雲の動きが早いので、雲の切れ間もあり、阿蘇の素晴らしい景色が一瞬の陽光に照らされたと思ったら、数分後にはまた雲の中に消えてしまう。
そんな特別な瞬間に出会える梅雨の阿蘇も私は結構好きです。
さて、南から暖かい空気がぐいぐい押してくるこの季節、阿蘇にとってはいいことが。
阿蘇中岳の火口見学ゾーンは火口の南側に位置しており、北風が吹いて寒い日には火口から排出される火山ガスが見学ゾーンにかかるため、火口見学ができない日が多くなります。
冬はもちろんですが、春先もなんだかんだ今年は寒くて北風の日が多かったので、中岳火口の活動は落ち着いてはいるものの、火山ガスの量が見学ゾーンで規定値を超えて、見学が規制されることも多かったです。
ですが、いよいよ南の暖かい空気の力が強くなってまいりました！
これからは霧さえなければ見られる日が多くなるのではないかな、と期待しています。
第一火口を見学できる場所から第4火口、さらには砂千里まで続く遊歩道も規制全面解除の時にしか歩けませんので、見学にお越しの際に開いていればそちらも是非見てみていただければと思います。
中岳第１火口は活動しているので地下から供給される火山ガスに含まれる水分が湯だまりとして溜まりますが、現在活動していない第4火口に水が溜まるのは今のような多雨の時だけです。
ちょうど先日、梅雨の合間に行ったときこのような珍しい姿を見ることができました。活動している火口がすぐ近くにあるので影響を受けて、水たまりがしっかり緑色をしているのはすごいですよね。
夏季期間の3月20日から10月31日まで、阿蘇中岳の火口見学は朝8時30分から午後6時まで（入場ゲート閉門は午後5時半）となっています。
お天気が変わりやすい時期ですので、濃霧で火口見学が規制されていても雲が切れて規制が解除になることも、またその逆もありえます。
こちらで規制情報を確認することができますので、お出かけの際には参考にしてみてください。（毎回ページを更新すると最新の情報が見られます）
ゆっくりのんびり一瞬の輝く景色を待ってみるのも梅雨の阿蘇の楽しみ。
大雨の注意報や警報が出ていないような穏やかな日には、ちょっとドライブに出かけてみるのもいいかもしれませんよ～。
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