コルナゴ部長こと中尾公一さんから最新レポートが届きました!!
6月の満喫ライドは梅雨の時期と重なりなかなか開催できませんでしたがリベンジライドとして計画した6月28日(土)はお天気に恵まれ、久々の開催となりました(*”ω”*)
その他にも、内容盛りだくさんでご紹介しています♡
ご覧ください
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6月8日梅雨入りした九州北部は、6月27日気象台の統計開始以降、最も早い「梅雨明け宣言」となった。6月の阿蘇満喫ライドは、8日の菊池人吉林道、15日の南阿蘇グラベル、22日のツール・ド・九州応援ライドとすべて雨天のため中止になったため急きょ28日にグラベルライドを開催した。
19日間という短い梅雨の期間だったが、パノラマラインヒルクライムイベントや、収穫体験とアクティビィティを組み合わせたコンテンツのデモンストレーション、それに阿蘇の情報誌の発刊と新たな設置先が増えたので合わせて紹介しよう。
阿蘇の季節の情報を、3月・6月・9月・12月の年4回発刊していた「あかうしのあくび」が、その中身の通り「道の駅阿蘇 情報誌」のタイトルとして持ち運びに便利なサイズに生まれ変わり、6月より配布先も増えてみなさんの手元に届くようになった。この情報誌には私が担当するコーナーがあり、ちょうど梅雨明けに相応しい内容になっているので抜粋してまずはこちらから。
「これから暑くなる日が続きますので真夏のサイクリング対策について紹介しましょう。
最近の日本の夏の暑さは異常ですが、標高500mの阿蘇市中心部でもそれなりの暑さになります。そこで気をつけてほしいのが熱中症対策。
その基本は水分補給です。1回に飲む量を少なくして、こまめに水分補給すべきです。喉が渇いてから飲むのでは遅いことが多いので意識的に摂取しましょう。ボトルは2本持ちで1本は体の冷却用と予備、飲用の1本は保冷ボトルだとより効果的です。
休憩する回数を増やすことも大切なことです。涼しそうなところでこちらも意識的に休憩しましょう。サイクルウェアは通気性・速乾性がよく黒っぽいものは避けたがいいと思います。紫外線対策も大切、日焼け止めは2~3時間ごとに塗り直すと効果が持続します。UVカット機能や冷感機能が備わったアームカバーを使用することもおすすめです。
最後に普段とは違う体調の変化は「熱中症警戒アラート」だと自覚すべきです。そして、「もしも」のことを考えて、車や人が少ない山間部への単独行は避けたが無難です。夏場の阿蘇サイクリングは、朝の涼しいうちに山に上り、あとは内牧温泉や阿蘇神社付近など補給しやすいコースで楽しみましょう。」
ワイズロード福岡天神店のインフォメーションとレジ横の「道の駅阿蘇 情報誌」
阿蘇の見どころやグルメ、季節ごとの旬な情報など、旅のヒント詰まった1冊「道の駅阿蘇 情報誌」は、「スーパースポーツゼビオ福岡天神店」、「ワイズロード福岡天神店」に設置させてもらっていたが、今回新たに「ゼビオ春日店」、「ゼビオ木ノ葉モール橋本店」、「ゼビオゆめタウン博多店」、「ゼビオゆめタウン佐賀店」、「ゼビオ小倉インター店」が新たに加わり、今後は毎号お届けするのでぜひ手に取っていただきたい。
2018年から開催されていたブッチャーKさんのヒルクライムイベントが今回最終回として6月1日に13名の参加者を迎えて開催された。
坊中公民館を活用したこの手作りイベントは、車が少なくなった坊中線を16時30分にひとりずつスタートするもので、スタッフは5名と安全にも留意し、家族に喜ばれる参加賞(冷凍の肉)や大会後のBBQなど地域密着型の阿蘇のサイクルイベントだった。
テントや椅子テーブル、食器類等は道向かいの坊中公民館から借り、食事はブッチャーKさんからのデリバリ―、飲み物は公民館の隣の商店、遅くなると店の自販機。
食事の後は自転車仲間のギター演奏で締めになる。
車が少なくなった16時30分スタートなので早めに来て練習して、本番は懸命に走って、大笑いの表彰式から美味しい肉を食べて、陽が沈むと音楽鑑賞という素晴らしい阿蘇を満喫できるイベントだった。参加者一同ブッチャーKさんには心より感謝、感動を有難う。
阿蘇の畑を利用したフルーツや農作物の収穫体験と自転車やトレッキングアクティビィティを組み合わせたコンテンツ販売のデモンストレーションを旅行会社、阿蘇市観光課、環境省、県観光関連の方々を対象に道の駅阿蘇が開催した。
担当されたのは、この取り組みを商品として販売されているADU-kitchenを主宰されている清田あづささんだが、今は収穫時期ではないので清田さんが現在販売されている狩尾南山牧野でのプランを体験してもらった。
狩尾南山牧野で開催するため簡易トイレのデモも行われた。
ここでのフィールド体験は清田さんが案内する山野草の観察、これが意外と目から鱗的に楽しい。
帰ってきたら草原のテントで鳥の鳴き声を聴きながら手作りケーキとコーヒーで一息。
次は食事会。この日は、あか牛の瓦そば。あか牛は黒川のカルキフーズ、錦糸卵の玉子とネギは道の駅阿蘇の商品、レモンとバラ海苔は清田さんの実家がある河内産。あか牛の旨味が出た付けタレに、あか牛とネギを絡めたそばを入れてレモンを絞って食べると清涼感とコクがある草原ランチが満喫できる。
最後は私の案内でE-MTBよる牧野ライド体験。
すべて体験が終わるとテントの中でみなさん感想を話されたが、道の駅阿蘇から車で10分ほどで鳥の鳴き声と爽やかな風が吹く緑の草原の環境が信じられないと口々に。テントの木陰で肘掛椅子で寛いでいると、日本ではないような錯覚になり、冷えたワインが欲しくなると冗談も出たが、外国の方なら自然とそうなるだろう。何もしない贅沢が一番のコンテンツなのかも知れない。
6月最初で最後になった阿蘇グラベルライドを梅雨明け2日目の28日に開催した。
急きょ開催したのでコースは迷った挙句、狩尾南牧野とニベ塚に上り、いつもとは逆コースで田んぼ道から豊後ガイドも逆から入り、大観峰の麓の小倉林道は猛暑でキャンセルして、田子山のそらふねの桟橋からかき氷でフィニッシュした。
今回導入したクリップオン式グラベル マッドガードASS SAVERS(アスセイバー)のWIN WING 2 GRAVEL。サドルに装着するタイプとはかなり泥跳ねが改善できそうとこの日試してみたが、水たまりが乾いて検証できなかった。グラベルライドには水たまりや泥区間はよくあるので付けたままでもいいかと思っている。
田んぼ道をつないでニベ塚へ。
ここも牧野なので保全料が必要なため、いつもは上らず麓だけにするが、この日は狩尾南山牧野に行き牧野保全料500円にニベ塚も含まれるので頂上へ行ってみた。
一段目の上り
2段目になる頂上には4名が挑戦したが、ギア比がマウンテンバイクの下城さんだけ足を着かずに天辺へ。
最高に気持ちいい
ニベ塚頂上は標高573m、道の駅阿蘇が500mなので73m上っただけなのに360度の絶景だ。すぐ近くに豊肥線があり九州横断特急や観光列車特急「あそぼーい!」、特急「かわせみ やませみ」、運が良ければクルーズトレイン「ななつ星in九州」が汽笛を鳴らして走る姿を眺めることができる。ただし、ここも牧野なのでガイドが必要。
続いて狩尾南山牧野へ
真上に米塚が見える斜面に広がる牧野なので上りが続く。
眺めも素晴らしいが上りがキツ過ぎて写真はこれだけ、やはりここはMTB、E-MTBのコースだ。下りはあらたに作られたルートで下ったが、かなり面白かった。
ランチは狩尾南牧野の麓にあるコスギリゾート阿蘇ハイランドゴルフコースのベーカリー&カフェ。ゴルフ場の食事処としてデリカも併設されているので昼はゴルフ客で混み合うかと思いきや、このゴルフ場は18ホールを一気にラウンドするスループレースタイルなのでほとんどが一般客で慌ただしさはない。それに上質な空間でゆったり食事できるのも魅力だ。
ここは南阿蘇の「パンダイゴ」のオーナーシェフ上道大悟さんが監修されパン職人として働かれている。南阿蘇の店はたたんで奥さんもこちらにいらっしゃるので転職というより、「パンダイゴ」がお洒落にリニューアルした感じだ。もちろん若いスタッフも多くて雰囲気も良く高級なベーカリ&カフェになっている。当時人気のパンメニュを値段もあまり変わらず提供されているのもポイント。
奥にあるのが大好物のオイルサーディンとネギのピゼッタ。
ゴルフ場の駐車場から小さな子供さん連れの方や、年配の女性の方がひとりで店に来られているが南阿蘇の時の常連さんとのことだった。
この日も大悟さんが試食品を持って挨拶にお越しになった。さすがにボトルの水の補給までは他の客の手前出来ないが南阿蘇の時と店の空気感は何ら変わっていない。
特にプレッツェルが美味しい。少し前まで「プレッツェルフェアー」だったのでかなりの種類のプレッツェルが並んでいたが、今は人気のキャラメルとチョコと私が一番好きなプレッツェルといえば定番のソルト(右)、これが自転車で走った時に一番合う。
ジンメルだったかな、タイトルは忘れたがスパイ小説に出てきたシーンに、ドイツビールに軽く焼いたブルートヴルスト、付け合わせはザワークラウト、そして岩塩のプレッツェル、ビールはパウラーナーで喉を鳴らすシーンが記憶に残って2回フランクフルトでトランジットの際に挑戦しようと思っていたがダメだった。まだ実現できていないが諦めていない。
食事の後は豊後街道へ。
いつもの「出口」から入るとまったく違うコースになるから驚き。
ほとんど木陰なので暑い日でもしっかり走れる。
期待した道全体が鏡のような水たまりは消えていた。代わりに黒いフワッとした土に映る木漏れ日の模様が面白い。
階段区間は上りで少したいへん
でもそれもグラベルライド、逆コースは絶対おすすめだ。
豊後ガイドを終わり予定していた小倉林道は、そこに行くまでの4kmと帰りの7kmが暑そう。なのですぐ近くが入口のそらふねの桟橋は、かなりの激坂だが距離は1km、それに木陰、福岡からお越しの2名はまだ行ったことがない、ということではハアハアいいながら上った。その甲斐あって桟橋から目の保養というくらいの眺めを見せてあげることができた。
帰りは内牧のMTBパークが水道を使えるので少し遊んで頭ら水をかぶり道の駅阿蘇近くのかき氷屋を目指した。途中から追い風になって、それは普段は嬉しいことだが、無風になるので暑くて仕方なかった。
昨年は250円だった記憶だが今回300円、それでも氷屋だからできる破格値だろう。
これからのライドの締めはかき氷、この店は道の駅第二駐車場入口に近い「南冷菓店(ボンボンアイス)」。イチゴとかマンゴーとかメニュが店にズラッと貼ってあるが、常連は悩まないように左から順に押さえていくのが定番。あと3種類のボンボンは100円と変わらない。
道の駅阿蘇近くの温泉、夢の湯がしばらく工事中で閉めていたが現在営業が再開している。ここはサウナがあるのでまずは火照った身体を水で冷却するのもいいかも知れない。これから暑い日が続くが、ゴールの後のかき氷と水風呂、それに阿蘇の情報誌に書いたことを念頭に阿蘇ライドを楽しんでいただきたい。
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道路情報や店舗情報など道の駅阿蘇Facebook、道の駅阿蘇ホームページでもお知らせしておりますのでご活用下さい。
道の駅阿蘇(NPO法人ASO田園空間博物館)
TEL:0967-35-5077
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